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新型コロナウイルスについて(厚労省の情報、漢方治療の私見)

新型コロナウイルス感染症がとまりません。 厚生労働省ホームページに詳しい情報があります。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html これまでの厚労省の情報をまとめますと ●普段の生活で注意することとして  ①正しい手洗い(とくに帰宅後、食事の前)②毎日の健康管理(十分な睡眠、バランスのよい即時)③適度の換気 ④咳エチケット(ハンカチ、マスク) 手作りマスクの作り方ものっています ●集団感染を避けるために 3 密(①換気の悪い密閉空間、②多数が集まる密集場所、③間近で会話や発生をする密接場面)を避けることを勧めています 発熱などの風邪症状が見られるときは学校や会社を休み外出を控える 発熱などの風邪症呪が見られたら、毎日、体温を測定して記録しておく ●以下のいずれかに該当する方合は帰国者・接触者相談センターに相談します 風邪の症状や 37 , 5 度以上の発熱が 4 日以上続く時 強いだるさや息苦しさがあるとき 高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患の基礎疾患のある方民亦抑制剤や抗がん剤を用いている方は 2 日以上の症状が続く場合 漢方薬の治験は徐々に出ていますがまだ特効薬の情報はありません。 インフルエンザの場合は初期には麻黄が入った麻黄湯(まおうとう)、桂麻各半湯(けいまかくはんとう)、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)など、こじれた場合柴胡の入った小柴胡湯(しょうさいことう)、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)など、大黄の入った調胃承気湯(ちょういじょうきとう)など、咳が続く場合、麦門冬湯(ばくもんどうとう)、柴朴湯(さいぼくとう)などを使うことが多いですが、新型コロナウイルスに対しては別の対応が必要かと思います。現在検討中です。初期から柴胡の入った、柴胡桂枝湯、小柴胡湯などや、麻黄と石膏の入った、麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)、柴葛解肌湯(さいかつげきとう)などを用いる機会が多いかと推測します。 次回は5月10日く