インフルエンザなどの感染症の後の咳

インフルエンザの流行が続いています。インフルエンザは診断がつけば内服薬(タミフル、ゾフルーザ)、吸入薬(イナビル、リレンザ)、注射薬(アピアクタ)などの抗ウイルス剤で早く症状が取れるようになりました。しかしこじれてしまったり、自己判断で治療を中断したりして、治療が充分に行われていない場合には熱や痛みが取れても咳(とくに空咳)が続くことがあります。感染後咳といいます。抗生物質やステロイド内服・吸入をするとよくなることが多いですが、漢方薬がお勧めです。当院では五虎湯(ごことう)、麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)をベースに柴朴湯(さいぼくとう)、小柴胡湯(しょうさいことう)などを組み合わせて治療しています。多くは1週間くらいで症状が半減し、2、3週間くらいでほぼ回復していきます。お年寄りや虚弱者で五虎湯、麻杏甘石湯が胃にこたえて飲めない人は、麦門冬湯(ばくもんどうとう)や桂枝加厚朴杏仁湯(けいしかこうぼくきょうにんとう)などを内服してもらっています。 次回2月14日更新の予定です

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