夏ばてと漢方薬

 立春、立夏、立秋、立冬の前18日間の期間を土用と呼びます。体感的には季節の真ん中という感じですが日照時間から見ると、気節の変わり目で体調が崩れやすい時期です。養生としては胃腸の働きを調節して次の季節に備える時期です。今年の夏の土用は7月20日から8月7日までです。夏の土用の時期は暑さで体調が落ちやすく、夏ばて予防、元気回復のために、ビタミンA群やB群の多い鰻を食べる習慣が江戸時代から行われています。
 高温多湿の夏は、汗のかきすぎで脱水になりやすく、クーラーで室温とが気温の差が大きくなり、自律神経のバランスが崩れます。更に冷たいものをとりすぎてで胃腸が冷えます。これらはいずれも疲労感・食欲不振を引き起こし夏ばての原因となります。
 夏ばてにはまず補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を処方します。胃腸を補い気持ちを引き上げる効果があります。即効性があります。長く暑さが続くと清暑益気湯(せいしょえっきとう)の適応が多くなります。この処方も胃腸の働きを調節し元気を回復する作用があります。次回は8月16日ごろに更新予定です。

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